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◇◇書評◇◇

◆◆05.7.28◆◆

『高貝盛の真実』
安藤竜(著)、価格\1,600、遅川書房2004年

目次

1 「小学校時代は番長でした」
2 「秀才だった高校時代〜でも東大って相撲部弱いんだよね〜」
3 「『横綱』と呼びなさい」
4 「実はとんでもない野望を抱いているのです」
5 「日ごろの振る舞いは仮の姿であることよ!」
6 「親方、ワシ、うぼあー」
7 「別に魁○とか恐くないし」
7 「曙を見る目が変わりました」
8 「あの人たち(例の花がついている兄弟)には干渉しません」
9 「目指すは日本の首領(ドン)」

レヴュー

今をときめく人気力士・高貝盛。彼のキャラクターが愛される理由は、いうまでもなくその素朴かつ、いかにも一所懸命なふるまいにあるといっても過言ではあるまい。ファンにサインを求められて「僕なんかのサインでいいんですか?」と聞き返したとか、さと○珠緒と一回食事をしただけでもう本気になっていたとか、何か昔の朴訥な日本人を見ているかのような郷愁を誘う。しかし、もしもそれら一連の振る舞いが、彼の演技だったとしたら・・・?

「彼は、政界進出を狙っているんです。」

元付け人の幕下・猛豚(本名・安藤竜)は語る。

プレヴュー

第2章より〜知的な側面

関取はいつも本ばかり読んでいたね・・・。俺が付いていた時はシュレディンガーにはまってる、と仰ってた。いや、シュレディンガーとかいわれても分かんないんだけどね。ただ、波動がどうこういってたから、宇宙戦艦とかそんなんかなと。俺に熱っぽく語っていたけど、何言ってるかさっぱり分からない。頷くしかない。ヤマト出てこないし。

関取の兄弟みんな高学歴だからね、関取だけ頭が悪い訳がない・・・というか、一番頭がよかったんだと思うよ。

「何で東大行かなかったんですか?いや、東大じゃなくても東北大とかあるわけですし」と聞いたことがある。
そしたら関取、こう仰った。
「だって、東大は相撲部弱いからね・・・。東北大?どこにあるんだそれ?」
※記者注・・・青森県人は基本的に東北大の場所を知らないといわれている

 

第3章より〜学生相撲の第一人者

関取は小学校時代から相撲でも注目されていた。もちろん、勉強の点でもすごかったけど、相撲はもっとすごかった。何といっても、大学4年の時にアマチュア横綱取っちゃったんだから洒落にならない。その時はすでにプロに行くことは決めていたらしいんだけど、優勝したら、ほら、インタヴューとかある訳じゃない?優勝した瞬間、自 分 の 野 望 を遂げるためにはギリギリなフリ(色々な意味で)した方が有利だって閃いたらしい。小倉優子みたいなもんだ。

 

第5章より〜私は彼の素顔を見た!

ある日、関取が黒人同士の喧嘩を止めに入ったことがあった。私は関取についてから日が浅く、関取のみんなが持っているようなイメージ(ロボ)しか持っていなかったので、無謀なことするよな、位にしか思っていなかった。当然、相撲の関取ってのは洒落にならないくらい強いから、心配はしていなかったんだけど。
しかし、驚いたのは、何と関取は流暢な英語で彼らに話し掛けたんだ!談笑してたんだよ。
その後もバーでフランス人にからまれたりしたんだが、フランス語で返してるし・・・。
思い切って関取に聞いたんだ。「あの、何か、いつもと違うみたいなんですが・・・」って。そしたら、関取、一言こういったんだ。「自分の目に写ることだけが真実だと思ってはいけないよ。これも高貝盛の真実さ」

 

第9章より〜高見盛の野望とは

関取は、「いつか、日 本 を 取 る 」っていつも言っていた。相撲、じゃない、日本だ。そのためには、まず相撲で名を売って、しかも無害でピュアなイメージをしっかり定着させる必要があると。これって何なんだろうって、俺は現役のとき常に考えてた。横綱を取りたいとかいう意味じゃないのは明らかじゃない?取るのは「日本」とかいってるし。いや、「横綱」を取りたいって意味でいったのかもしれないけど、それならなぜ「無害でピュア」なイメージが必要なのか意味不明なわけで。
廃めてから気付いたのは、関取は実は 政 界 進 出 を虎視眈々と狙っているんじゃないか、ということだった。昔の旭道山みたく。
彼のバックには今、某お茶漬け会社がついていることを思い出した。冷静に考えたら、すごいタニマチがついているんだよね、関取。何気に資産運用でもう10億ほど稼いでいるという噂もあるし。とにかくそつない。

たぶん関取は、親方が定年を迎える4年後にあっさり引退をして、とりあえず後を継ぐんじゃないかと思う。そして部屋の後援会なんかをしっかり組織しつつ(もちろん部屋のためではなく自らの総選挙に備えてである)、45歳くらいで相撲界から足を洗い、同時に政界進出というシナリオがあるんだろう。

カスタマレヴュー

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★★★★★ 恐るべき彼の真実?, 2005/07/28

レヴュアー 古賀

奴がこんなに恐ろしい男だったとは思わなかった。普段はあんななのに、あれのすべてが演技だなんて・・・。奥■恵の離婚の原因が奴にあるとか、実は性豪だとか、なかなか充実の内容。とにかくすごいと思った。俺も高貝盛のようになりたい。

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