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トップ:更新2009/07/10

平成二十一年各古屋場所
三役力士全員休場
裁判員制度の影響で

今年も早いものでもう7月。大相撲も後半戦の緒戦・各古屋場所が12日より開催されるが、協会幹部の頭を悩ませる問題が急に浮上した。小結以上の力士が全て休場することとなったためである。

というのも、今年から導入された裁判員制度の施行に伴って一部力士が当分の間裁判員を務めることとなったのだが、問題は偶然にも今場所の三役力士計11名が全て裁判員に選ばれ、しかも7月に行われる裁判に早速召集されたことである。当然、該当力士のほとんどは本場所があるため裁判員を辞退する旨申告していたものの、「辞退理由にならない」として却下された模様。大相撲協会も全休扱いにすることを決めたため、5人の大関は来場所全員が角(カド)番となる。5大関角番は前代未聞。
「せっかく角番大関が1人もいないスッキリした場所だったのに」(某協会幹部)という嘆きも当然か。「せっかく角番を脱したばかりなのに」(大関C)、「今場所優勝したら横綱にあがれたのに何てことをするんだ」(大関H)など、該当力士の恨み節も聞こえてくる有様だ。
横綱Aにこの件についてインタビューしてみた。

― 裁判員に選ばれたご感想を一言。

「今場所は久しぶりの優勝を狙って調整していただけに、このような形でその機会を奪われるのは大変悔しい。2年前を思い出す。しかも今回もそうだが俺に落ち度はない。裁判所は何を考えているのか」

― あなたが担当する事件について知っていることをお聞かせ下さい。

「自宅に帰ると妻が浮気をしていて、逆上して間男を殴り殺した!と思ったら、義父だったという事件」

― この犯人についてどう思いますか?

「死刑」

― ところで横綱、自分の担当する裁判のことを話したら罰金ですよ?

「・・・っ貴様!だましたなっ!」

しかし、今の大相撲は横綱は外国籍を持っているのだから、裁判員に選ばれるわけがない。そこで、今回の招集の担当官に質問状を送付したところ、「横綱は名前(編注;ここでいう名前はおそらく四股名のこと)が漢字だったので日本人かと思った。けれども、誰かが公表しなければ今回の(外国人を裁判員として招集してしまった)ミスはばれないので、黙っていて欲しい」との回答を得た。ミスならばしようがないが、ただでさえ凋落傾向の大相撲人気に大いに水を差してしまうような今度の一件、関係者はぜひ今後の糧にして欲しいところである。

(陣)

 


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